オタク女子の特徴は9つ！あるあるや魅力・恋愛傾向も紹介

オタクとは、何かひとつのことに熱中する人です。一昔前までは「オタク＝男性」のイメージがありましたが、最近は「オタク女子」と呼ばれる女性も増えてきました。

そこでこの記事では、そんなオタク女子の特徴に迫っていきます。彼女らの恋愛傾向についても解説しますので、仲良くしたい男性も必見です。

もちろん、全員に当てはまる内容ではありませんが、彼女らの生態を知るひとつの参考にしてみてください。

オタク女子とは？

趣味に熱中している人のことをオタクと呼びます。では、オタク女子は一体何に熱中しているのでしょうか。

一般的には、以下に熱中する女性が多いと言われています。

• アイドル・バンド
• 俳優
• アニメ・漫画
• ゲーム

まずアイドルオタクですが、男性アイドルだけではなく、女性アイドルを追いかける方も多いのがオタク女子の特徴です。ライブに駆けつけたり、グッズ購入をしたりします。バンドオタクも同じような傾向にあります。

俳優オタクは、映画やドラマ、舞台などで活躍する人を応援する活動を行っています。舞台挨拶に行ったり、撮影にエキストラとして参加したりする人が多いです。

アニメや漫画オタクは、作品を追いかけるだけでなく、推しキャラクターのぬいぐるみと一緒に外出し、カフェや映えスポットなどで写真撮影をする方が女性には多い印象です。声優さんのファンになる方もいます。

近年は、オンラインゲームやスマホゲームに熱中する女性が増えているのも、時代の特徴と言えるでしょう。

オタク女子と腐女子の違いは？

オタク女子と腐女子を混同している方も多いかもしれません。しかし、両者はまったく似て非なるものです。

• オタク女子：アニメやゲームなどが好きな人
• 腐女子：BL（男性同士の恋愛）が好きな人

簡単に言えば、BL以外のことに熱中している女性を「オタク女子」と呼びます。両者は映画とドラマのように似て非なる関係なのです。

なお、腐女子になるきっかけとしては、アニメや漫画に登場する美男子にときめいたり、男性同士の熱い友情を描いた作品を見たりして、目覚める方が多いと言われています。

オタク女子は日本にどれくらいいる？

近年急増しているオタク女子ですが、実際どれくらいいるのでしょうか。

SHIBYA109 lab.の調査結果によると、72.6%の女性（15〜24歳）が「オタク」と自覚していました。

出典：SHIBYA109 lab.

このように、もはや「オタク＝少数派」というイメージは古いものとなっています。自身がオタクであることを隠したくなる方も一定数いますが、現代においてその必要はないでしょう。

オタク女子の特徴9選

オタク女子の特徴は、主に以下の9つが挙げられます。

1. ファッションの意識が高い
2. 見た目に清潔感がある
3. 性格や雰囲気が明るい
4. 家の中で気が抜けやすい
5. 独特な絵文字やスタンプを使う
6. 荷物が多くなりやすい
7. 人見知り
8. 純粋で素直
9. 受け身で控えめ

順番に見ていきましょう。

特徴1.ファッションの意識が高い

オタク女子は、ファッションに対する意識が高い傾向にあります。

近年はファンミーティングや握手会、オフ会などが盛んに行われているため、「推しやオタク仲間に可愛いと思われたい」という気持ちがあるのでしょう。

オタクと言えば「趣味に夢中で身なりに無頓着」というイメージがありますが、実際は流行に敏感な方が多いです。

特徴2.見た目に清潔感がある

オタク女子は、見た目の清潔感を大切にしています。ファッション意識の高さと同様に「推しやオタク仲間から不潔に思われたくない」という気持ちがあるからです。

特にイベントによく駆けつける方は、髪型や服装はいつも清潔に保たれています。現代のオタク女子は可愛いのが特徴です。

特徴3.性格や雰囲気が明るい

オタク女子は容姿がいいだけでなく、性格や雰囲気が明るい方が多いです。熱中できる趣味があることで、日々が充実し、それがポジティブな性格にしているのでしょう。

一昔前は「オタク＝根暗」というイメージがありましたが、オタク文化が普及して純粋に趣味を楽しめる現代においてはもう古い印象となっています。

特徴4.家の中で気が抜けやすい

オタク女子は容姿が可愛い・性格も明るい特徴があります。しかし、それは「外出時のみ」という方が多いです。

家の中は自分のテリトリーであることから、気が抜けて適当に過ごしてしまう方も少なくありません。

特徴5.独特な絵文字やスタンプを使う

LINEのようなチャットツールで使う絵文字やスタンプが独特なのも彼女らの特徴です。

例えば、オタク仲間との間でしか通じない暗号のような絵文字や、推しキャラのスタンプを誰にでも使用する傾向があります。

そのため、周囲の人からは「独特な感性をしているね」と言われることも珍しくありません。

特徴6.荷物が多くなりやすい

ライブを最大限楽しむために、その瞬間にマッチした服や靴を用意する方も多いです。また推しグッズも欠かせません。

そのため、仕事後にライブに参加する際は「旅行でも行くの？」とツッコまれるくらいの大荷物になることも珍しくありません。

特徴7.人見知り

オタク女子は、人見知りの方が多い傾向にあります。

性格が明るいとお伝えしたばかりで「コミュニケーション力も問題ないのでは？」と感じるかもしれませんが、彼女らがすぐに心を開けるのはオタク仲間のみです。

初対面で共通の話題がない場合は、人見知りを発揮してしまいます。

特徴8.純粋で素直

オタク女子は趣味にのめり込んでいるため純粋で素直な方が多いです。

今まで趣味以外に興味のなかったことから、「それ初めて聞く」ということも珍しくなく、一緒に過ごすと新鮮なリアクションを楽しめるでしょう。

特徴9.受け身で控えめ

オタク女子は、自分の趣味を否定されることを嫌います。お金も時間もたくさんかけて楽しんでいる趣味であるため、冗談であっても否定されたくないのです。

そのため、「もし否定されたら……」という気持ちから、コミュニケーションは受け身で控えめな方が多い傾向にあります。

オタク女子の見た目・ファッション

オタク女子はファッション意識が高く清潔感があるとお伝えしましたが、実際どのような服装か気になっている方も多いでしょう。

SNSより、オタク女子の見た目やファッションの例を集めてみました。

このように、現代のオタク女子は「おしゃれで清潔感を重視したコーディネート」をされる方が多いです。街中で見ても、その人がオタク女子かどうかはわからないでしょう。

オタク女子あるある8選

では、オタク女子あるあるを8つ紹介します。

1. 同じイベントに何回も行く
2. オフシーズンは貯金をする
3. ハンドルネームやペンネームで呼ぶ
4. 一人称を「俺」や「僕」と言う
5. 趣味の話でテンションが高くなる
6. オタク女子仲間を見抜ける
7. 推しのためにとにかく働く
8. 「自分が男性だったら」と考えてしまう

あるある1.同じイベントに何回も行く

同じイベントであっても何度も参加します。

非オタクの方から見ると「なぜ？」と思うかもしれません。しかし、ライブや舞台などは内容が同じでも、そのときどきで演出・セリフ・表情が微妙に異なるのです。

席が違うだけでも見え方が変わりますし、内容が同じでも新鮮な気持ちで楽しめます。単純に「推しには何度でも会いたい」といった感情もあります。

あるある2.オフシーズンは貯金をする

オフシーズンとは、ライブや舞台などのイベントがない時期のことです。オタク女子はライブや舞台などに何度も参加したいため、このオフシーズンでとにかく貯金を頑張ります。

非オタクから見ると「そんなにイベントを飛び回ったり、グッズを買ったりしてよくお金あるな……」と思っていたかもしれませんが、オタ活以外でお金を使わないからできることなのです。

あるある3.ハンドルネームやペンネームで呼ぶ

オタク仲間同士では、ハンドルネームやペンネームで呼びがちです。家族や非オタの友人がいる前でも、つい普段の癖で呼んでしまうため「誰？」という空気が流れることもあります。

「本名で呼ぶのに少し気恥ずかしさを感じる……」そんなシーンがあるのは、オタクならではのあるあるでしょう。

あるある4.一人称を「俺」や「僕」と言う

女性ですが、一人称が「俺」や「僕」と男性になってしまうのもあるあるです。

これはアニメや漫画に好きな男性キャラクターができると「推しと同じ行動をしたい！」という気持ちからなります。

特に、10代に多いあるあるエピソードです。社会人になると周りを気にして言えないのですが、SNS上では使うこともあります。

あるある5.趣味の話でテンションが高くなる

普段はおとなしくても、趣味の話になるとテンションが高くなるのもあるあるです。

趣味にまっすぐ生きているため、一般的な会話にはついていけないシーンが多いものの、その分趣味の話になれば止まらなくなります。

一度趣味を肯定されれば、第一印象からは想像もつかないほど心を開いてくれるのがオタク女子です。

あるある6.オタク女子仲間を見抜ける

オタク女子は、同志を見つける嗅覚が鋭いです。

会話にアニメや漫画の表現が出てきたり、持ち物のカラーが統一されていたりすると「もしかしてあのキャラが好きなのでは？」とすぐに見抜いてしまいます。

ただし、見当外れだと恥ずかしいため、見抜いた後もすぐに話は振りません。徐々に証拠集めを始める傾向にあります。

あるある7.推しのためにとにかく働く

オフシーズンの貯金にも通ずることですが、オタク女子は推しのためならどこまでも働けます。

普通はやりたくない人が多い残業や休日出勤も、推し活資金を稼ぎたい女子からすればありがたい話になるのです。

仕事をバリバリ頑張って、稼いだお金で趣味を全身全霊楽しむ、という勤め先にも自分にもメリットが大きい好循環が生まれています。

あるある8.「自分が男性だったら」と考えてしまう

推しの男性キャラがいる場合は、「自分が男性だったら……」と考えてしまう傾向もあります。

例えば、コスプレをして楽しむオタク女子の場合。男装するにあたってどうしても身長や体型といったネックなポイントが生じる可能性があります。そんな時に「男性だったらいいのに」と思うケースはあるでしょう。

オタク女子の恋愛における特徴

オタク女子の恋愛における特徴も見ていきましょう。

1. 三次元の男性になれていない
2. 推しと比較しやすい
3. お金のかからないデートを好む
4. 趣味の合うオタク男子を好む
5. オタク女子であることは隠す

1.三次元の男性に慣れていない

オタク女子は、趣味を全力で楽しんでいるため、恋愛経験は少ない傾向にあります。そのため、三次元の男性には慣れていない方が多いのです。

「趣味が最優先で恋愛は二の次」と考える女性も多く、中には「三次元の男性には興味がない」という方もいます。とにかく趣味に対しての情熱がものすごいです。

2.推しと比較しやすい

オタク女子が恋愛に疎いのは、”現実世界の異性”と”二次元の推し”を比較してしまうのも理由のひとつです。

頭では「こんな理想の人がいるわけない」とわかってはいるものの、つい比較してしまいます。その結果、「推しがいるから恋愛はしなくていいかも」となってしまうのです。

二次元オタクの女性にとって理想の男性は「推し」なので、男性は心得ておきましょう。

3.お金のかからないデートを好む

イベントを飛び回ったり、グッズを大量に購入したり、彼女らはとにかく趣味にお金がかかります。また、推し活のために仕事を頑張ったり、節約に励んだりしているのも特徴とお伝えしました。

そのため、オタク女子はデートにあまりお金を使いたくないのです。

ただし、恋人との時間を無駄と考えているわけではありません。あくまでも趣味にお金を全力で使いたいだけなので、お金を使わないデートに誘うと全力で楽しんでくれます。

4.趣味の合うオタク男子を好む

オタク女子にとって理想の彼氏は”推し”ですが、現実的に言えば「趣味の合うオタク男子」を好みます。

推しの傾向が異なっても「オタク」という共通項があれば、お互いが気持ちよく過ごせるでしょう。推し活優先の人生にも理解を示してくれるのは、オタク女子にとって大きな加点ポイントです。

オタクは非モテ要素がある印象ですが、オタク女子が急増している現代は、モテ要素に変わっています。

5.オタク女子であることは隠す

オタク文化が普及してきている現代ですが、少し前の価値観から「オタバレしたくない……」と考える女性もいます。

そのため、気になる異性に対して、自分がオタクであることを必死に隠そうとする傾向もあるのです。趣味を聞いても無難に「読書」や「映画鑑賞」などと答える女性がいたら、実はオタク女子かもしれません。

オタク女子の落とし方

オタク女子は、恋愛よりも趣味を優先する傾向にあります。しかし、彼女らも恋愛にまったく興味がないわけではありません。

もしオタク女子と恋愛関係に発展させたいなら、以下の3つを意識しましょう。

1. アピールはほどほどにする
2. ヲタ活や趣味を尊重する
3. 干渉や束縛をしない

順番に解説します。

1.アピールはほどほどにする

オタク女子は趣味に全力を注いでいることから、恋愛経験が少ない傾向にあります。

好意をアピールしすぎると、女性はどのように対処していいのかパニックになり、拒絶されてしまう可能性が高いのでほどほどにしましょう。

まずは相手の話を聞いて、少しずつ距離を縮めていくのがおすすめです。

2.ヲタ活や趣味を尊重する

ヲタ活は、彼女らの人生そのものです。

そのため、自分との時間よりもヲタ活を優先されることもあるし、趣味に夢中になるあまり連絡を無視されることもあるでしょう。大量のグッズ購入に対して何か言いたいこともあるかもしれません。

しかし、その趣味を否定することは、彼女らの人生を否定することになります。良好な関係性を築きたいのであれば、尊重する心を忘れないようにしましょう。

3.干渉や束縛をしない

趣味の尊重と合わせて大切にしたいのが、干渉や束縛をしないことです。

オタクにとって趣味の時間は「人生の最優先事項」となります。余計なアドバイスをしたり、行動を制限したりすると離れてしまうでしょう。

そのため、オタク女子と付き合うには「趣味の理解」と「1人でも平気な時間を過ごせること」が求められます。

オタク女子が出す脈ありサイン4選

オタク女子は恋愛に奥手な方が多いです。そのため、好意を抱いた男性には、さりげなく脈ありサインを出す傾向にあります。

そんなオタク女子の脈ありサインを確認していきましょう。

1. 趣味について話してくれる
2. 推し活の現場に誘ってくれる
3. 好き避けされる
4. 質問をたくさんしてくれる

1.趣味について話してくれる

まずは、趣味について話してくれたときです。

オタク女子は趣味を全身全霊で楽しんでいます。恋愛よりも趣味を優先して生きてきました。さらに言えば、恋愛関係に発展するには、相手に自分の趣味を受け入れてもらう必要があります。

あなたに自分の趣味を開示するのは、信頼関係が増しており、真剣に関係を考えているからだと言えるのです。

そのため、もし好意を抱いているオタク女子が趣味について話してくれたときは、ひたすら話を聞いてあげましょう。

2.推し活の現場に誘ってくれる

最もわかりやすいサインは、推し活の現場に誘ってくれたときです。

オタク女子は趣味を全力で楽しみたいため、推し活の現場には「1人」もしくは「オタク仲間」でしか行かない傾向にあります。また、奥手な女性が多いため、何かに自ら誘うことはほとんどありません。

そんな心情の中、あなたを現場に誘ってくれるのは信頼されている証拠と言えるでしょう。ガツガツ来られるのが苦手なオタク女子でも、ここまで関係性を深めているのであれば、自らアピールしても構いません。

3.好き避けされる

好き避けとは、好意のある相手に対して素っ気ない態度をとってしまうことです。

オタク女子は恋愛経験が少ない傾向にあるため、自身が好意を抱いていることを気づかれるのは恥ずかしいと考えます。そのため、恋愛感情がある相手には、つい好き避けしてしまうのです。

• 話しかけると逃げる
• 目を合わせると、すぐにそらす
• わざと悪口を言われる
• LINEの返信が冷たいけど、きっちり返ってくる

このような態度や行動は、好意の裏返しの可能性があります。

4.質問をたくさんしてくれる

たくさん質問をしてくれる場合も、脈ありサインと言えます。質問は「相手のことをもっと知りたい」という興味関心の表れだからです。

特にLINEのやり取りでは、「できるだけ長くコミュニケーションを続けたい」という気持ちから質問を多用する傾向にあります。そのため、質問の量で脈ありだと判明するかもしれません。

まとめ：オタク女子は魅力がいっぱい！さまざまな特徴を理解しよう

オタク女子に対して”癖が強い人”というイメージを持たれていたかもしれません。しかし、実際の彼女らをよく観察すると「好きなことにまっすぐで、趣味を全力で楽しんでいる人」なのです。

その物事を一途に愛するパワーは、友情や恋愛などの人間関係にも活かされています。そんなオタク女子と仲良くなれば、かけがえのない友人・恋人になることでしょう。

本記事で紹介した内容はあくまでも一例にすぎませんが、オタク女子との関係進展に役立ててみてください。